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ありえない話……

2026年10月07日更新

今日は、実際にあった話を書きます。

これまで注文住宅や建売住宅など、数多くのお客様の住宅購入に携わり、住宅ローンのお手伝いもかなり積み重ねてきました。

そんな中でも、今回のようなことは初めての経験でした。

今回、同じ銀行に対して、弊社と別の住宅会社の2社から、同じお客様の住宅ローンに関する申込みがありました。

まず、別の住宅会社についてです。

お客様は以前、その住宅会社と一度だけ話をされていました。

その際、

「とりあえず仮審査をして、いくらまで借りられるのか確認してみましょう」

という話になり、仮審査の申込みだけが先に出されていました。

その住宅会社は注文住宅で、これから建築する場合の予算が約3,700万円。

そのため、3,800万円で住宅ローンの仮審査を申し込んでいたということでした。

しかし、お客様には、その住宅会社で家を建てる意思はありませんでした。

一方、弊社では、お客様に何度も物件をご内覧いただき、住宅について詳しくご説明しました。

弊社の物件はZEH住宅。

さらに、全室エアコン、全室オーダーカーテン、家具付き。

断熱についてもデコス断熱を採用し、構造には腐りにくい木材を使用。

デコスとハウスガードを組み合わせた、いわゆる「呼吸する家」として、目に見える部分だけではなく、見えない部分まで詳しくご説明しました。

そうした説明を重ねた上で、お客様にも住宅の内容を十分にご理解いただき、最終的に弊社の物件を購入することを決めていただきました。

しかも弊社の物件は、価格を見直して現在2,880万円。

諸費用を含めても、3,000万円の住宅ローンで収まる金額です。

3,800万円の注文住宅と比較しても、価格面だけではなく、ZEH住宅としての性能、設備、断熱、構造、そしてコストパフォーマンスを含め、お客様が弊社の物件を選ばれた理由は明確でした。

つまり、お客様の意思は、はっきりと弊社に決まっていたわけです。

ところが、ここから信じられない話になります。

同じ銀行の中で、弊社側を担当していたのは若手の担当行員。

そして、別の住宅会社側を担当していたのは、次長でした。

弊社では、お客様から必要な情報を詳しく聞き取り、銀行とも何度もやり取りをしながら、住宅ローンの審査を進めていました。

ところが、その弊社側で確認していた内容が、別の住宅会社側を担当していた次長にも伝わっていました。

そして、その情報をもとに別の住宅会社側の住宅ローン審査が進められ、先に3,300万円で承認が下りたというのです。

そして銀行から弊社に伝えられたのが、

「先に別の住宅会社の申込みを審査して、3,300万円まで承認が下りました。そのため、御社の申込みについては、まだ審査をしていません」

という話でした。

さらに驚いたのが、

「別の住宅会社の担当者から、もう弊社で決まりましたと聞いております」

という話まで出てきたことです。

そこで、すぐにお客様へ連絡して確認しました。

すると、お客様からは、

「いや、以前も言った通り、いくらまで借りられるか、とりあえず仮審査をしてみましょうと言われただけです」

とのこと。

詳しい説明を受けたわけでもない。

細かな聞き取りをされたわけでもない。

その住宅会社とは、一度話をしただけ。

そして、そこで購入する意思は全くない。

このことについて、お客様本人にも確認が取れました。

それなのに、銀行には「もう弊社で決まりました」という話が伝わっていた。

しかも、弊社が時間をかけてお客様から聞き取り、銀行とやり取りしていた内容が、別の住宅会社側の審査に利用されるような形になっていた。

そして、その申込みを担当していたのが、銀行の次長。

一方、実際にお客様が購入を決めていた弊社側を担当していたのは、若手の担当行員でした。

さらに銀行からは、弊社の申込みについては「まだ審査をしていない」と伝えられました。

そして、最終的には弊社に断りの連絡まで入ってきました。

さすがに、これは納得できません。

そこで私は、感情的に怒鳴るのではなく、弊社側の若手の担当行員に、

「今回の件について、別の住宅会社を担当している方と直接話をしたいので、その担当者を教えていただけませんか」

と伝えました。

すると、

「担当者が誰なのか分かりません」

という返答でした。

正直、ここでも疑問が残りました。

同じ銀行内で、同じお客様の住宅ローンを担当している次長の名前が分からないということが、本当にあるのでしょうか。

そこで私は、

「これ以上、こういうことをされるのであれば、こちらも黙っているつもりはありません。実名を出してSNSに上げることも含めて、きちんと対応します」

と伝えました。

なぜなら、これは単なる住宅会社同士の競争の話ではないからです。

お客様の購入意思は、明確に弊社に決まっていました。

そのお客様の住宅ローンについて、弊社が時間をかけて確認し、銀行と何度もやり取りしていた。

その情報が別の住宅会社側にも伝わり、その申込みが先に進み、さらに「もう弊社で決まりました」という話まで銀行に伝わっていた。

これは、銀行として絶対にあってはならないことではないでしょうか。

その後、こちらから冷静に、

「大丈夫ですか。これ以上こういうことを続けるのであれば、支店長にも話をします。本部にも連絡します」

と伝えたところ、すぐにその次長本人から連絡がありました。

そこで、今回の経緯について話をしました。

いろいろと説明や釈明はありました。

しかし、今回については、

「今後二度とこのようなことをしない」

ということであれば、今回はこれ以上追及しない。

そう伝えました。

ただし、これ以上同じようなことが続くのであれば、支店長にも話をする。

本部にも連絡する。

そして、必要であればSNSでの公表も含めて、徹底的に対応する。

そこは、はっきり伝えました。

私は、住宅会社同士が競争することを否定しているわけではありません。

どこの住宅会社で家を建てるのか、どの住宅を購入するのか、それは最終的にお客様が決めることです。

だからこそ、そのお客様の意思を無視するような形で、銀行と住宅会社の間で話が進められるようなことがあってはいけない。

住宅ローンは、お客様の人生に関わる非常に重要なものです。

銀行には、公平で適切な対応をしていただきたい。

今回の件は、私自身、今まで住宅ローンに関わってきた中で本当に初めての経験でした。

そして、今でも強く思います。

こういうことは、絶対にやってはいけない。

本当に、あってはならないことです。

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